【MIZUNO OPEN】5月24日から~全英への道~ミズノオープンがモンスターコース“ザ・ロイヤルゴルフクラブ”で開幕。

  • 2018/5/6

「ミズノオープン」は1971年に男女合同での月例競技「美津濃トーナメント・ゴルフ」としてスタートし、83年にツアー競技へ昇格。1991年には男女別開催に変更され、1993年からはR&Aが世界各地で行う全英オープン予選会を兼ねる大会として歩みを続けてきた。
昨今、JFE瀬戸内海ゴルフクラブ(岡山県)を舞台に開催されていた「ミズノオープン」だが、第48回となるこのトーナメントは、今年から3年限定で“世界基準”をコンセプトに掲げるザ・ロイヤル ゴルフクラブ(茨城県・鉾田市)へと会場を移し、大会名称も「~全英への道~ミズノオープン at ザ・ロイヤル ゴルフクラブ」と改称され、新たな歴史を刻むこととなる。
このトーナメント上位4名には世界4大メジャーのひとつである全英オープンへの出場資格が付与されるまさに世界に通じる大会で、男子トッププロゴルファーたちが日本最長8,143ヤードを誇るザ・ロイヤル ゴルフクラブを舞台にどんな戦いを演じるのか!?世界への切符を掛けた熱戦がさらに白熱しそうだ。

世界中から尊敬されるプレーヤーが集まって来れるコースへ
2018年3月、主催であるミズノとJGTO、ザ・ロイヤル ゴルフクラブが開幕に先駆け記者発表を行った。登壇したザ・ロイヤルゴルフクラブの経営母体であるカバヤグループ・オハヨー乳業所属プロであり、世界の大舞台を自身の目で確認している鈴木規夫氏はこのコースをゴルフ場設計家「長渡譽一」氏と2017年に大改修。“世界基準のコース”として刷新している。

何を持って“世界基準のコース”と称するのか!?。鈴木氏は次のようにコメントした。

「世界基準とは単純に距離が長いということだけではありません。昨今クラブやボールの進化は著しく、R&Aが反発係数など規制はしているものの、パーシモンの時代から比べると圧倒的に飛距離は伸びているわけで、またアスリートの体格も進化しており、今までにあった世界中のゴルフ場ではその進化に対応することが困難になってきています。8,000yを超えるコースの必然性も“世界基準”の一つではありますが、ザ・ロイヤルゴルフクラブは平坦ではありますが、全てのホールがうねったフェアウェイで、さらにサイドバンカー、ガードバンカー73個を巧みに配置し、そのバンカー一つとっても通常の3倍ほどの大きさを持っています。プレイに影響を及ぼすウォーターハザードを9箇所配置し、グリーンは18ホール全てが表情を変え、うねったアンジュレーションがプレーヤーを困惑させます。さらに4つの全てのショートホールは200ヤードを超えており、最長の705ヤードのロングホール、495ヤードのミドルホールなどモンスターと呼ばれるホールも配置しました。これらは全てコンセプトである“世界に通用するコース”、“世界に通用する選手を育てるコース”、“世界から尊敬されるゴルファーが集まるコース”が背景としてあるからです」

世界に通じる選手の育成

同じく登壇したJGTOの藤崎茂夫ツアーデイレクターはこのモンスターコースをどのようにセッティングするのか、次のように述べた。

「ミズノオープンは全英へ上位4名が参加資格を有するとても重要なトーナメントです。当然競技としてコースの難易度の高さもさることながら、このコースで世界で戦える選手を育成することも大きな目的としています。コースの全長も大事なことですが、世界規模で戦う上で、メンタルや体力、そして戦略性を養ってもらえるコースセッティングにしたいと考えています。国内男子ツアーで最長の8,143ヤード、グリーンスピード11ft、コンパクション24。この数字を聞いただけでその意味がわかるかと思います。」

守ろうとしても結果的に守れないコース
そして、現役ツアー選手として、ミズノ所属で、22年間シードを守り続けている手嶋多一プロモ登壇し、このコースへのコメントを残した。

「ザ・ロイヤルゴルフクラブは8,000ヤードという距離があるので、跳ぶ選手が有利は有利だが、飛距離だけでは勝てない。ものすごいアンジュレーションのグリーン形状、随所に配置されたハザードなど、飛んで止められる技術が求められる。

攻めて行けるホールと戦略を立てしっかり守っていくホールが混在しているが、守ろうとしても結果的に守れないコースです。そしてボールコントロールの技能が求められるコース。常にリスクを孕んで攻め続けないと勝てない。まさに戦略性の高いコースと言えます。長いショートホールなど、飛距離も必要だししっかり止まるボールを打てないとスコアにつながらない。特に当日の天候、風の強さやピンの位置によっては相当難易度は上がるでしょうね。新しくてチャレンジングなコース、今から楽しみです。」

現段階で2017年度日本オープンゴルフ選手権の優勝者、池田勇太と昨年の賞金ランキング2位までの宮里優作と小平智が2018年の全英オープンの出場権を得ており、あとはSMBCシンガポールオープンから日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hillsまでの通算獲得賞金額上位2名、そしてミズノオープンの上位4名のみとなる。
この超高難易度のモンスターコースで戦う選手の活躍を一歩違った観点から楽しんでみてはいかがだろう。

《ミズノオープン at ザ・ロイヤルゴルフクラブ観戦チケットをプレゼント!》

今年から開催コースを茨城県にあるザ・ロイヤルゴルフクラブに移して行われる「〜全英への道〜ミズノオープン at ザ・ロイヤルゴルフクラブ」の観戦チケットを5組10名様にプレゼントします。

こちらの記事から応募して下さい。

~全英への道~ミズノオープン at ザ・ロイヤル ゴルフクラブ公式サイト

ザ・ロイヤル ゴルフクラブ公式サイト:https://the-royal-golf-club.com/

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