【Mizuno】たったの3球打つだけで、スイングDNAを解析。ゴルフクラブフィッティングが大きく変貌を遂げた。

  • 2017/8/10

先日のミズノの新製品発表会で、かなりライトに取り上げられた新しいサービス「MIZUNO PERFORMANCE FITTING SYSTEM」だが、実はその内容が相当すごい。
かねてよりミズノはユーザーの一人一人のスイングタイプに応じて、最適なクラブをカスタマイズする提案を続けてきた。そして個々のユーザーに適したカスタムクラブを受注・生産するための製造ラインを構築し、短期間で提供するというシステムは、メジャーブランドとしては他に例を見ないと言っても過言ではない。

発表会では、主にMIZUNO PRO復刻に伴う新製品が紹介されたのだが、そのMIZUNO PROシリーズはユーザー毎に、最適化したクラブフィッティングを施したクラブを提供する、既製品では入手できない特別なラインナップだ。
従来、トーナメントを戦う契約プロのためのサービスレベルではあるが、それをすべてのユーザーに提供するという偉業をやってのけている。

過去にクラブフィッティングを経験したことがあるユーザーはご存知かと思うが、ちゃんとしたフィッティングを受けるには相応の時間と労力を要する。ヘッドスピードの計測から、インパクト時のライ角、クラブ入射角など、様々な計測を行った上、マッチするであろうスペックのヘッドとシャフトの組み合わせを何通りも試打して、データを取得。その上でベストチョイスをフィッターと協議することになる。
ドライバー単体ならまだしも、ウッド系からアイアン、ウエッジと、クラブセット全体の計測となると、優に2時間ほどの時間と、トータルで200球以上のボールを打つハメになる。
自身の時間的ゆとりもさることながら、お付き合いいただく店舗やフィッターさんのことも考えると、そこまでやるにはクラブの購入前提が条件とも言えるし、提案されるクラブが”ちょっとフィーリングが合わない”という理由だけで断ることもできない空気が流れてしまうのは必然だ。それが”気軽にフィッティングしてみる”という行為の大きな妨げとなっているのは事実であろう。

3球打つだけで、すべてがわかる

ミズノが今回発表した「MIZUNO PERFORMANCE FITTING」は、たったの3球を試打することで、ユーザーのスイングDNAと称されるスイングタイプがわかる仕組みだ。

これは、テスト用に準備された7番アイアンにエプソンが開発した「M-Tracer」をベースにミズノが独自開発した専用の計測器「シャフトオプティマイザー3D」を装着したもので、わずか3球を打つことでゴルフスイングの9つの要素を瞬時に計測し数値化する。その結果からアイアンのみならず、ドライバーを筆頭に、ウエッジまでの、推奨されるヘッド形状及び、シャフトスペックがはじき出されるという優れものだ。

所要時間、わずか20分

今までのクラブフィッティングにはアイアンだけでも30分以上を要していたが、このパフォーマンスフィッティングの導入により、すべてのクラブ計測に20分ほどの所要時間で完結する。これはより気軽にフィッティングを試してみるには大きなメリットと言える。

またミズノの場合、そのデータが一元管理されているので、計測を行った店舗以外でも、ユーザー名でどこからでも簡単に呼び出すことが可能。これは、フィッティングしたその場所でクラブオーダーしなくても、後日、近隣にある別の店舗でも同一データをもとに再検討して発注することもできる上、オーダーの際に、店舗とメーカー間でのデータのやり取りでの事故を未然に防ぐシステムへと直結している。

全国350店で実施されるフィッティング、GCFショップ

GCF店とはMIZUNO GOLF CUSTOM FITTING SHOPの略で、全国でMIZUNO PERFORMANCE FITTING SYSTEMを行っているお店の総称だ。
北海道から沖縄までおよそ350店舗のGCF店があり、そこにはミズノが認定し標準化した技術を有するフィッターが常駐している。この機会に近くのGCF店でミズノのフィッティングを体験してみてはいかがだろう。


クラブフィッティングの流れ

STEP1 たった3球打つだけで、スイングタイプを一発測定


「シャフトオプティマイザー3D」でアイアンショットするだけで、9つの要素を瞬時に計測し、自動的に数値化されたものがタブレットに表示。

STEP2 測定結果から、スイングに合ったシャフトをリスト化

シャフトオプティマイザー3Dによる計測結果から、シャフトの硬さ、重さ、キックポイントが特定され、自動的に最適なシャフトの種類がリストアップ。

STEP3 SWING DNAの測定結果から、スイングに合ったヘッドをリスト化

ヘッドサイズ・ネックタイプ・ヘッドタイプ・ライ角も特定され、最適なヘッドのモデルもリストアップ。

STEP4 実際にシャフトとヘッドを組み合わせて試打

シャフトオプティマイザー3Dの計測結果を元に、推奨されたアイアンシャフト、アイアンヘッドの中から最適なクラブが提案され、ミズノ独自の「インターチェンジャブルシャフトシステム」によって、その場でシャフト・ヘッドを取り替えて試打できるため、最も相性のいい組み合わせが見つけ出せる。

また、ライ角違いのヘッドも用意されているので、最適なライ角のクラブでのテストが可能。これにより、計測データで推奨されるセッティングを実際に試し、納得できるフィーリングのクラブが明確に選定することが可能になる。

ウッド・ユーティリティ・ウエッジフィッティング

また計測結果からは、ウッドからウエッジまでのSWING DNAも導き出されるので、ユーザーに合ったシャフトの硬さ、質量、使用可能なクラブ長さがわかり、おすすめのシャフトの種類とヘッドモデルが提案される。


ウエッジはその組み合わせも提案。飛距離や全体のクラブ本数から最適なセットをセレクトできる。

ウェブ担当”にゃんこ”もフィッティングを受けてみた。

早速、筆者もミズノのフィッティングイベントに参加してみたのであります。なんの事前情報もないまま、打席に案内され10球ほどウォーミングアップの後、いきなり計測機器が刺さったアイアンを渡されて、言われるがままに試打。
1打目はいきなりのトップ!!。担当してくれたミズノの村上さんに「今のはなかったことにしてもいいですか?」と弁明から入る始末でありますが、村上さん曰く「トップしてもダフってもちゃんとしたデータ取れてますよ」と・・・

最終的には5回ほど打たせていただいた次第ではありますが、「はい、終了です!」と・・・・「え?もう終わりですか?」と疑問を残しっつも、タブレットに保存されたデータを見てびっくり。わずか3分ほどで計測は終了しておりました。

そのデータをもとに、自分のスイングがどのようなタイプなのかをじっくり説明を受け、その場で推奨されるアイアンヘッドとシャフトをサクサクと組み立てて手渡されます。「じゃぁ打席を移して、こちらで試打して見てください」と村上さん

手渡されたアイアンを打ってみると、これもまたびっくりするほど、素直な弾道がビシビシと出るではないですか。

また、「このセッティングでしたらウエッジはこのラインアップですかね?」と2本のウエッジを手渡され、即座に試してみるも、振りやすくてちゃんとミートするアプローチがバンバン打てます。
あらためて、クラブフィッティングがスコアに与える影響の大きさを実感するにゃんこでありました。

日頃ほとんど出ない、グッドショットの連発に調子に乗って打ちまくるにゃんこでありましたが、それでも所要時間は30分ほど。
確かに新しいこの「MIZUNO PERFORMANCE FITTING」は、アマチュアゴルファーのクラブ選びを支える革新的な技術であることをあたらめて認識するのであります。

ミズノ、すごい。

【問い合わせ先】
ミズノ株式会社
お客様相談センター:0120-320-799
ウェブサイト:http://www.mizuno.jp/golf/

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