【MacGregor】マグレガー社創業120周年、伝説の名器「ターニーM85」復刻版が適合モデルとして仕様変更!!

  • 2018/6/20

1894年にUSPGA(アメリカゴルフ連盟)が設立。その同じ年、いまや4大メジャーのひとつである「全米オープン」がスタート。
その3年後の1897年、アメリカのゴルフ夜明け前ともいえる時代に、ひとつのゴルフブランドが産声をあげた。それが「マグレガー」である。

創業者のエドワード・キャンビーは、アメリカの靴木型製造会社「デイトン シュー ラスト カンパニー」に勤めていた靴木型職人だった。彼が、スコットランドに旅行に行ったところ、ゴルフの魅力とその将来性に着目し、「クロフォード・マグレ ガー・キャンビー社」を設立。靴木型の加工技術を活かして、ゴルフクラブの製造を開始した。いわゆるパーシモンヘッドのゴルフクラブだ。1897年には、シューズからクラブメイクに移行し、ゴルフクラブのアメリカ初のメーカーになった。

2017年、マグレガー社は創業120周年を迎え、その偉業を記念して「ターニークラシックM85 Eye-O-matic ・ Cerebrating 120th」ドライバーがマグレガーゴルフジャパンから発売された。
1950年代から名器と謳われてきたパーシモンドライバー、「ターニーM85」をベースに現代のテクノロジーと融合させたチタンドライバーとして蘇らせた限定の逸品だが、フェース面のデザイン、加工についてR&Aより不適合との裁定を受け、競技では使用不可モデルとなっていた。
今回発売になる「ターニークラシック M85 Eye-O-Matic・Celebrating 120th」のR&Aルール適合モデルは、ルールに適合するようフェース中央のIP加工を取りやめる仕様変更したもの。前作と比較するとフェース面以外の仕様は全く変更していない。
ソールには創業当時にロゴマークに使われていた三つ葉のクローバーをモチーフにしたアルミプレートを装着、クラシッククラブを彷彿とさせるデザインながら同時に低重心化も達成するなど、往年の名器のシェイプやルックスを再現しながら最新技術を取り入れたドライバーとなっている。

発売日は2018年6月25日。6月20日より予約受付を開始する。

「ターニークラシックM85 Eye-O-matic・Cerebrating 120th」ドライバーの特徴

  • ヘッド体積430cm³、フェース高55mmのコンパクトサイズ。
  • パーシモンドライバーを彷彿させるクラシカルなシェイプ。
  • マグレガーのコーポレートカラーであるグリーン×ホワイトを基調としたカラーリングで統一されたヘッド、シャフト、グリップ、ヘッドカバー。
  • オリジナルのM85と同様、クラウンには伝統のウイングマーク、ソールは創業当時のロゴマークに使用されていたクローバーをモチーフにしたアルミプレートを装着。低重心化を図るとともに、フェース側のスリットやハニカム構造の薄肉クラウンとの相乗効果でホディのたわみを最大化し、高初速ホディを実現。
  • ディープフェース&ディープバック構造によりインパクトのエネルギーを効率良くボールに伝達。
  • 音や打感もクラシカル。金属音を抑え、球離れが緩やかで心地よい打感を実現。
  • シャフトは46t高弾性シートを全長に、80t高弾性シートをバット側に使用するとともにナノ樹脂を使用することで樹脂の含有率を低減、タメを作りやすく、しなり戻りが速いためインパクトで一気に加速する。
    Rシャフトは48g、Sシャフトは57g、SXシャフトは62gに設定、ヘッドスピードに合わせた重量設定。
  • グリップはムジーク社製 ドライコンパウンド Level4 マグレガーオリジナル。
    グリップ力の強さと右手部分のしなやかさを併せ持つ高機能グリップを標準装着。

【ターニークラシックM85 Eye-O-matic ・ Cerebrating 120thドライバーのスペック】


メーカー希望小売価格 ¥85,000(税別)   付属品:ニット製専用ヘッドカバー

【シャフト】ムジーク社製 ドガッティ ターニーカスタム M85TW

【グリップ】ムジーク社製 ドライコンパウンド Level4 マグレガーオリジナル

【ヘッドカバー】ニット製専用ヘッドカバー

○クローバーについて
創業時から1940年代までマグレガーの全てのクラブにはクローバーのマークが描かれていました。由来は明らかではありませんが、三つ葉のクローバーと言えばアイルランドの国花(シャムロック)、創業当時のMacgregor社の所在地オハイオ州は、ドイツ系についでアイルランド系移民の多い土地だったそうでコーポレートカラーのグリーンと合わせて創業者のJon Macgregorはアイルランド系だったのかも知れません。パーシモンドライバーでもクローバーソールのものが作られていました。

○ウイングマーク
1950年代のMTターニーシリーズから使われいたマークで、大きく羽ばたく翼がモチーフとなっています。当時のクラブには、ほんの少し右下がりに傾けて刻印されているものが多く、その意図はバックスイングをインサイドに上げやすくするためだと語り継がれています。

○Eye-O-Matic インサート
1952年製のターニーM85から採用された三段に色分けされたフェースインサートで、ヒッティングエリアに集中しやすい、フェース面が視認しやすい、ティーの高さを確認しやすいなどのメリットがありました。

【問い合わせ先】
マグレガーゴルフジャパン株式会社
電話:0470-62-6848
ウェブサイト:https://www.macgregor.co.jp/

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