【THE OPEN】ゴルフを愛しむには欠かせないスコッチウイスキー。今年の全英オープンはスコッチを楽しみながら観戦しては?

  • 2018/6/23

ゴルフの聖地として知られるセント・アンドリューズ。スコットランドのファイフにある北海に面する町であり、諸説あるがゴルフ発祥の地とも呼ばれている。
スコットランドのゴルフ場といえばいわゆるリンクスで、強い風が吹きさらし身体の芯まで冷えるほどの寒さだ。緯度で言うなら、日本の北海道の最北端よりもさらに北緯は高く樺太よりも北に位置するため、真夏に開催されるTHE OPENでも天候が悪化するとまるで真冬のゴルフのような防寒ウエアを着用することを余儀なくされる。

2018年、全英オープンは7月19~22日、セント・アンドルーズからほど近く、スコットランドの北東部にあるカーヌスティGL(ゴルフリンクス)がその舞台となる。アンガス海岸に沿って作られたリンクスコースで深いラフと深いバンカー、そして吹き荒れる風により「世界でもっとも挑戦的なコース」として知られる。

そもそもゴルフはなぜ18ホールで勝敗を決するのか!? こちらも諸説あるが、その昔、セント・アンドリューズは22ホールあったが、1764年に用地をスコットランドに返納し、改修を行ってから18ホールとなり、そこで初めてストロークプレイによる競技がスタートしたため、世界中のゴルフコースが18ホールを基調とするようになったそうだ。
また、次のような微笑ましい説もある。
まだゴルフが誕生して間もない頃、スコットランドのゴルファーはズボンの後ろポケットにスコッチのはいったスキットルボトルを突っ込んで、ティーショットごとにキャップ1杯を飲み干すことで寒さを凌ぎながらプレーを楽しんでいた。
そしていつも18ホールを終えたところでちょうどスコッチのボトルが空になり、プレーも終えたというのがいつしか決まりごとになったという説だ。

現在でも、ゴルフ倶楽部ではプレーの後にはバーに立ち寄り、スコッチとともにその日のプレーを振り返って、仲間達と談義を繰り返すというのもゴルフの楽しみの一つとなっている。地域の名産品であるスコッチウイスキーとゴルフの相性が良いのもここからスタートしているのかもしれない。

《THE GLENDRONACH》

今年の全英オープンをテレビ放送で楽しむ際に、本場スコットランドのウイスキーをお供にしてみてはいかがだろう。今回紹介する“グレンドロナック”はスコットランドの東北部、ハイランド地方、ハントリーに蒸留所を有し、1826年に創業したシングルモルトスコッチウイスキーだ。

独特の曲線を描いた蒸溜器のラインアームによってボディの強いニューメイクスピリッツ(熟成前の原酒)が生み出され、リッチなフレーバーを生み出すシェリー樽と抜群の相性の良さを発揮する。樽から生まれるリッチなシェリーフレーバーはドライフルーツ、ダークチョコレート、トフィーなどと絶妙な相性を醸し出す。

さて、THE OPENには6年連続出場の松山英樹が初のメジャー制覇をはし得るのか、また小平智、池田勇太、谷原秀人、宮里優作がどこまで善戦するのか。期待は膨らむばかりだ。

グレンドロナック12年
オロロソとペドロヒメネス、2種類のヨーロピアンオークのシェリー樽を使用。フルーティさとビターのバランスの良いハイランドモルト。

グレンドロナック18年
ヨーロピアンオークのオロロソ シェリー樽100%。複雑なフレーバーと長い余韻が特長。

グレンドロナック21年
オロロソとペドロヒメネスの2種類のシェリー樽を使用したフルボディで贅沢なモルト。

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