【Lesson】スイングの大基本“振る”ことの核心に迫ります。「7割スイング」こそ上達の極意!!Part1“堀琴音”編

  • 2018/1/20

アマチュアがキレイにフィニッシュできている状況を目にすることは非常に稀だ。それに比べ、女子プロ達は美しいフィニッシュを毎回必ずとっている。
その理由を今を輝く女子プロたちに聞き込み調査を敢行! すると120%の力で振り切るアマチュアに対して、彼女たちのスイングのリキ感は7割~8割という事が判明した。
リキ感7割とは何なのか。振り幅の事ではないのか。7割にするためにはどうしたらいいのか?

7割スイングの謎に迫ります!

掘琴音の平均的飛距離は、235ヤード。一般的なアマチュア男性の平均飛距離を大きく上回っています。ところが彼女の体格と言えば、身長163㎝と一般男性の平均を大きく下回ります。では、そんな体格で劣る、小柄な彼女が飛ばせるのはなぜでしょうか?
思いっきり振っているから?インパクトからフォローにかけてのスイングの力強さが違うから?ヘッドスピードが早いから?
正解はこの記事をじっくり読めば見えてきます!

曲げずに飛ばすために本当に必要なものは何か……。

アドレスでリラックスできればスムーズなスイングができる

アマチュアの方が120%のリキ感で振ってしまうのは、上半身のリキみにあると思います。上半身がリキむとトップの切り返しで右肩が突っ込んでしまい、アウトサイド・インの軌道でスライスやチーピンに繋がってしまいます。
上半身に力が入ってしまうのはアドレスがリキんでるからだと思います。私は、トップからダウンスイングにいく時の上半身の突っ込みをなくすために、アドレスでお腹に意識を持っていくようにしています。そうする事で自然と上半身の力が抜けて、リラックスした状態のアドレスを作る事ができます。


(写真左)上半身に力が入りすぎている人は右肩が球に対して突っ込んでいくようなスイングになり、これが大きな曲がりの原因になる。
(写真右)トップから右肩が地面に対して垂直に下ろせると、ヘッドの軌道が安定して、曲がり幅が少なくなる。


▲上半身のリキみがトップから右肩に顕著に表れていて、結果的にフィニッシュもキープできないスイング。

打つ前にワッグルをしてみよう。

上半身のリキみをアドレスからなくすために、ワッグルを2、3回してみよう。手首を柔らかく動かすことで、より上半身の力が抜くことができ、リキ感7割のスイングに近づける。

堀琴音(東芝)
1996年3月3日生まれ(21歳)
14年のステップアップツアーでアマチュア史上2人目の優勝。同年のプロテストに一発合格し、現在まで3年連続でシード権を獲得。17年の賞金ランクは21位。

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