【Lesson】スイングの大基本“振る”ことの核心に迫ります。「7割スイング」こそ上達の極意!!Part2“川岸史果”編
- 2018/2/28

アマチュアがキレイにフィニッシュできている状況を目にすることは非常に稀だ。それに比べ、女子プロ達は美しいフィニッシュを毎回必ずとっている。
その理由を今を輝く女子プロたちに聞き込み調査を敢行! すると120%の力で振り切るアマチュアに対して、彼女たちのスイングのリキ感は7割~8割という事が判明した。
リキ感7割とは何なのか。振り幅の事ではないのか。7割にするためにはどうしたらいいのか?
7割スイングの謎に迫ります!
川岸史果の平均的飛距離は、257ヤード。一般的なアマチュア男性の平均飛距離を大きく上回っています。ところが彼女の体格と言えば、身長166㎝と一般男性の平均を大きく下回ります。では、なぜ彼女がそれほどまでに飛ばせるのはなぜでしょうか?
思いっきり振っているから?インパクトからフォローにかけてのスイングの力強さが違うから?ヘッドスピードが早いから?
正解はこの記事をじっくり読めば見えてきます!
曲げずに飛ばすために本当に必要なものは何か……。
▲父親譲りのダイナミックなスイングも本人曰く「意識は7割」。それを生み出しているのがハーフスイング素振りだ!
ハーフスイングは自分のリキ感を知る大事な方法です。
私は7割スイングをするために、日々連続ハーフスイング素振りをしています。1回1回止めずに最初は小さく、徐々にスイングを大きく、どんどんリキ感を増やしていきます。そうする事で全く力の入っていないリキ感0%のスイングから120%のスイングまでさまざまなリキ感を体感する事ができ、自分に1番合うスイングのリキ感をつかむ事ができます。
小さなスイングからだんだん大きくがポイントです。
いきなり腰から腰までのハーフスイングではなく、最初は地面からヘッドが離れないぐらいまでのスイング。この時のリキ感はほぼ0%で振る方が、スイングが大きくなったときのリキ感がわかりやすい。
▲腰から腰までのハーフスイングをする時は、フォローでヘッドを目標方向に向けるようにする。
ヘッドを正しく目標方向に出せると、球も目標方向に飛んで行くようになる。
川岸史果(加賀電子)
1994年10月13日生まれ。(23歳)
16年に4度目の挑戦でプロテストに合格。同年のQTランキングで上位に入り、17年はルーキーイヤーで「マンシングウェアレディス」優勝。来季は複数回優勝を目標とする。
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