【Lesson】飛ばし屋女子プロに学ぶ“アッパーブローが肝心”。プロコーチ「森守洋」ヘッドコーチが解説!「葭葉ルミ」編Part 3。

  • 2018/4/23

今回は「ここぞ! の時に飛ばしたい!」がテーマ。
そこで、女子プロの中でも飛ばしが得意な2人に、ここぞ! の時にアマチュアにオススメしたい飛ばしの秘訣をレッスンしてもらい、プロコーチの森守洋が解説。

アッパーが飛ぶってわかっているのに

プロコーチ森 守洋(もり・もりひろ)
1977年2月27日生まれ。静岡県出身。4年間、米国でゴルフに打ち込み、帰国後は陳清波プロに師事し、2002年よりレッスン活動を開始。現在では、原江里菜をはじめとした日本女子ツアーのシード選手などのプロコーチとしても活躍中。

ロフトを増やさずアッパーに打つ。

ドライバーはアッパー軌道で打つと、アマチュアの場合、からだが右に傾きすぎてしまい、インパクトでフェースが開きます。そうすると、フェースが右を向くだけでなく、リリースが早いので上にも向きやすく、実際のロフト以上にフェースが寝てしまうため、芯に当たらず、当たっても右に右に曲がるか、上がり過ぎて飛ばなくなってしまうのです。これはアマチュアの方が勘違いしている、偽のアッパーなのです。
女子プロのアッパーはヘッドの軌道に対してクラブのロフトが変わらないでヘッドがフォローへと抜けていきます。体が右に傾きすぎずに、アッパー軌道でボールをとらえた時、フェースが必要以上に上向きにならないので普段以上の飛距離を発揮できます。さらにエネルギー効率も良くなるので、ミート率の向上にも繋がり、さらなる飛距離を期待できるでしょう。イメージ的には、右に傾きすぎず、ロフトをそのままにしながら打っているのです。

これが正しいアッパーです


左図)アマチュアはフェースを開いてアッパーに打つので、ヘッド軌道と一緒にロフト角も上向きになっていく。これだとフェースが開いてインパクトしてしまうので、右に行きやすくなる。
右図)イラストのように、黄色い線のヘッド軌道はインパクトからフォローに向けて徐々に上がっていくが、インパクト手前からフォローまでロフト角が変わらない。このイメージを持つことが大切。


Part3. 「葭葉ルミ」編


▲ドライビングディスタンス飛ばしの女王は安定の1位!

素早く上げて、ダウンスイングに勢いをつけるだけで飛距離アップは間違いなしだけど、さらなる飛距離アップを目指す人にはコレ!

 

▲葭葉のドライバーのティアップは、他の選手と比べると明らかに高め。構えた時にヘッドからボールが飛び出ていて、ヘッドが下から入りやすい軌道を自ら作っている。

トップから、自分の右側にお大きな半円を描くように。

素早く上げた勢いで、体がググッと捻れるのを体感できたら、そこからヘッドで半弧を描くように下ろしてくる。このイメージを持つと持たないでは、アッパー軌道に大きな違いをもたらす。

体の捻れが浅いと、ヘッドは大きな弧を描けず、上から極端に下りて来るしかなくなってしまう。そうならない為にも体をしっかり捻れさすことは大切。

捻れを利用して、ヘッドを大きく動かす。

前回のヘッドを素早く上げるのは、トップで体を大きく捻れさせるためだったのです。ヘッドを上から叩きつけるような軌道では、絶対にアッパーに打つことは出来ません。バックスイングを素早く上げることで、体の捻れを最大限に利用します。体が捻れるとトップからヘッドをタテではなく横に大きく動かす力を利用することができるので、ダウンスイングで大きな半弧を描けるようになるのです。そうすることで、インパクトでボールの下からヘッドが来て、自然とアッパー軌道のスイングができるようになります。ただ、トップでの捻れや、半弧を描く意識を持ちすぎると、逆に体がリキんでしまいがちなので、まずは、バックスイングでヘッドを素早く上げるように実践してみてください。それだけで、ここぞ!という時に大きな飛距離を発揮することができますよ。

あおらずにアッパー軌道で打てるから飛距離が伸びる。

▲ロフトを大きく変えるのがアッパーではなく、軌道をアッパーにすることが大事。

  • オーバースイングにならない高い手の位置に注目!クラブヘッドは上を向いている。
  • ヒザが流れたり、割れたりしない下半身の粘りが大事。
  • インパクト後もまだ頭が同じ位置をキープ。
  • 変わらないヒザの間隔が安定感のヒミツ。

葭葉ルミ(富士住建)
1993年3月12日生まれ(24歳)16年に「ニッポンハムレディスクラシック」でレギュラツアー初優勝。昨年の全米女子オープンでは平均飛距離で全米1位になり、自他共に認める飛距離クイーンに。今年もドライビングディスタンス約259ヤードで1位を快走中。

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