【GRAPHITE DESIGN】高バランスで振り抜き最強のシャフト。TOUR AD VRがついに発売開始。
- 2018/9/8

グラファイトデザインの最新モデル、TOUR AD VRシリーズがついに9月13日に発売となる。グラファイトデザインといえば、国内男子ツアーの現場での採用率の高さを含め、松山英樹や石川遼を筆頭にドライバーヘッドは変われども、長い年月シャフトは同社の同モデルを使用し続けるという実績が製品のクオリティーの高さへの実証となっている。
一般アマチュアゴルファーにおいても固定的なファンも多勢で、そのスタイルを変えない風潮にあるが、今回新作として登場するTOUR AD VRシリーズは「TOUR AD IZ」に次ぐ “マットペイント“を採⽤。鮮やかなブルーを基調としたカラーリングのなかに “⼒強さ“ と “軽快感” を表現している。
また、ネーミングに採用された“VR”は、「Vanquish all Rivals = すべてのライバルに打ち勝つ」という意味から踏襲されている。
このVRの特性としては、昨今発売されるドライバーヘッドに装備されている、重⼼可変のアジャスト機能や可変式ロフト角やつかまりを調整する機能、またボール初速アップを図る様々なフェイス/ボディ構造など、ヘッド構造の多様化が進んでいるが、その「最新テクノロジー搭載ヘッドの性能を活かせるシャフト」というコンセプトに基づいて開発されている。
その結果、プロ使⽤率の⾼い同社のTOUR AD PTやTPの特徴を継承しており、東レの高弾性カーボンシートT1100Gをシャフト先端部分に採用することで、PTのしなやかさに剛性感をプラスし、振り遅れを防ぎヘッドの返りの良い特性が生まれている。
またTPの静かな挙動にスピード感がプラスされており、ボール初速アップに貢献している。
シャフト全体のバランスの良さから、早速国内の男子トーナメントでは昨年賞金王である宮⾥優作をはじめ、重永亜斗夢や深堀圭一郎が即座に採用。女子では全美貞をはじめ松森彩夏や⼩倉 ひまわりもこのVRを使用している。
《TOUR AD VRシリーズの特徴》
ファストテーパー設計
- ⼿元部の剛性を上げることでスピード感が増し、振り遅れしにくい
- ボール初速の高速化を実現
- 中⾼弾道設計
- 捕まりの良いドロー設計
セミカウンターバランスを採用
- 比較的重量が重めのドライバーヘッドやクラブの⻑尺化に対応
東レ高弾性カーボンシートT1100Gを採用 (先端部)
- 強いインパクトにも負けない挙動の安定化を実現
- 先端部だけが⾛り過ぎない⼀体感を実現
《剛性分布図》(EIマップ)
《TOUR AD 製品⽐較》
歴代のTOUR ADランアップでは、軽いドロー系、中高弾道設計。
VRのキックポイントはシャフトセンターに設定。バット部(手元)およびティップ(先端)の剛性を高めており、安定した弾道を実現している。
《TOUR AD VRのスペック》
- 発売日:2018年9月13日
- 発売価格:40,000円(税別)
編集部にゃんこが早速試打してみた。
まず見た目でありますが、今回のVRのコスメティクスがとてもキレイ。マットな装いで、深い青系が好きな方はたまらないデザインになっています。
実際に振ってみると、すごくバランスが良いシャフトだなーと感じるのであります。
とても振りやすく、軽く感じるのでヘッドスピードを出せるフィーリング。そもそもグラファイトデザインの製品は全体に固めに感じるのでありますが、先が走る系のシャフト中でも暴れづらいよく出来た設計なのに驚きを隠せません。気になる弾道はというと、軽~いドロー系の球にとても勢いを感じるのであります。またスピン量もほどほどに少なめで、吹け上がることもなくしっかり着弾後のランも稼げるので、相当飛距離も伸びること間違えなし。
ヘッドスピード40mpsほどの方でも、60g台のシリーズはスイングスピードがかなり出せます。また、70g台になると手元が結構しっかり目で硬く感じるので、ヘッドスピード43mps以上の方には安定した球筋が出せるのではないかと驚愕する次第であります。
【問い合わせ先】
株式会社グラファイトデザイン
電話:0494-62-2800(代表)
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